Speed Way Pal 侍のドリフトミーティング 2006.12.10
2月7日、この冬一番と言っても過言ではない、ものすごい強風の中、ドリフトチャンピオンシップ第1戦アレックスカップが行われました。
今年は全6戦のシリーズ戦となり、クラス分けこそありませんが、参加者全員が間違いなくエキスパートクラスという強豪な51名の選手が集まりました。
また、東海地方よりアレックスレーシング。関西地方からはストリートジャムの各ワークスチームも参加し、関東の大会ではなかなか見られない豪華な顔ぶれとなりました。

今回のコースは富士スピードウェイ風で、300Rをミドルで抜けたあとに素早く切り返し、1コーナーのアウトクリップを取って、Vラインで立ち上がり2コーナーのインをかすめて最後のアウトクリップまで飛ばすっといった感じのコースだったのですが、この日の路面コンデションはグリップが低く、おまけに突風が吹けば操作台の上で立っていることすら大変なもの凄い強風ということもあり、車のラインや車速が予想以上に変わってしまう状態の中、日頃からこのコースを走り込んでいる常連選手たちでさえ苦戦していたようです。

そして大会は、一次予選のルーレット審査で30名に絞り、二次予選の単走3本審査で決勝追走トーナメントへ進出する16名に絞り込むという去年の大会から変更はないのですが、今年からシード制が復活し、1月に行われた前哨戦でベスト8に入った選手は、一次予選免除のため、一次予選は実質22名に絞り込むという形になります。
この予選で半数以上が二次予選へ進めないというのは、厳しいようにも思えますが、ここはスピードウェイパル。そんな過酷な条件の中、予選を勝ち抜いていったものだけがつかめる栄光があるのではないでしょうか。

さて大会結果はというと、予選順位1・2位で上がってきた、ヒロオミ選手とハットリ選手がそのまま勝ち上がり決勝戦となりました。サドンデスの末、ドリフトチャンピオンシップ第1戦を制したのは、ハットリ選手。2位ヒロオミ選手。3位ヤマト選手という1月に行われた前哨戦と同じ結果になりました。おめでとうございます。
ハットリ選手が前哨戦に続き2連勝となりました。

大会を主催してくださった、アレックスレーシングデザイン。スピードウェイパル吉倉様。そして清水店長を初めスタッフの皆さま。強風の中、審査員を務めてくださった新井さん、てつさん、ありがとうございました。心から感謝したいと思います。

次回の第2戦は、ゴールデンウィーク中の5月4日(火)に予定されています。
また、多くの参加者と共に熱戦が繰り広げられ、大会が盛り上がることを期待したいと思います。
Reported by INFINITE BLAZE せつな
 優勝 ハットリ選手(中央) 2位 ヒロオミ選手(左) 3位 ヤマト選手(右) おめでとうございます。
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